こんにちは、芹澤です。
今回は、少し重いテーマかもしれません。
「死」について書きます。
とはいえ、暗い話をしたいわけではありません。
死を意識すると、日々の過ごし方が少し良い方向に変わる、という前向きな話です。
Contents
死について、考えることがあった
今は詳しくは書けませんが、最近、死について考える出来事がありました。
普段、私たちは自分や身近な人の死を、ほとんど意識せずに生きています。
それが自然なことだと思いますし、四六時中死を意識していたら、まともに生活できません。
しかし、何かのきっかけで死を意識したとき、不思議と日々の振る舞いが少し変わることに気づきました。
なぜか。
この日常は、一生続くものではないと、改めて思い出すからです。
当たり前の事実ですが、普段はすっかり忘れています。
毎日同じような日々が続くと、それがずっと続くような錯覚に陥ります。
しかし、実際はそうではありません。いつか必ず終わりが来る。
自分が死ぬ日を想像してみると、少し気が引き締まるはずです。
親が死ぬときのことを考えると、もう少し親孝行しなきゃな、と思うはずです。
もしかしたら、この当たり前の日常は、明日終わってしまうかもしれない。
この事実を思い出すだけで、日々の見え方・過ごし方が少し変わってきます。
「今日死んでも後悔ない生き方」は綺麗事だと思う
死に関する言葉で、よく耳にするものがあります。
「今日死んでも後悔しないように生きよう」
一見、素晴らしい言葉に聞こえます。
しかし、個人的には、これは綺麗事だと思っています。
どんなに充実した毎日を送っている人でも、「今日死んでもいい」と心から思える人は、ごく少数ではないでしょうか。
そもそも、毎日を心の底から完璧に充実させている人など、いるのでしょうか。
やりたいことはまだある。会いたい人もいる。見たい未来もある。
辛いことも、だるいことも、生きていれば避けられません。
無駄にだらだら過ごしてしまう日も、たくさんあるでしょう。
普通に生きていれば、後悔なく死ねる日など、そう簡単には訪れません。
私も、今日死んでもいいとは到底思えません。
だから、この言葉を真に受けて「後悔のない完璧な生き方」を目指す必要はないと思っています。
それでも、後悔を「減らす」ことはできる
ただし、です。
「今日死んでも後悔ゼロ」は難しくても、後悔を少しでも減らすことはできると思っています。
完璧を目指すのではなく、後悔を減らす。
この現実的な発想の方が、私にはしっくりきます。
では、具体的にどうするか。
私が意識していることは、2つです。
① 感謝は、その都度伝える
自分を支えてくれている人に、感謝の気持ちをその都度伝える。
これを意識するようになりました。
理由はシンプルです。
伝えそびれてしまうかもしれないから。
「いつか伝えればいい」と思っていると、その「いつか」は来ないかもしれません。
自分が、あるいは相手が、いつまでもそこにいる保証はどこにもない。
そう考えると、感謝は思ったときにすぐ伝えるべきだと思うようになりました。
家族、社員、取引先、お客様。
自分は多くの人に支えられて生きています。
その当たり前を忘れず、こまめに「ありがとう」を伝える。
小さなことですが、これは後悔を減らす確実な方法だと思っています。
② 迷ったことは、やってみる
もう一つは、やるか迷っていることは、やってみるということです。
振り返ってみると、やった後悔は、意外と忘れている気がします。
「やってみたけど、いまいちだったな」という経験は、時間が経つとほとんど覚えていません。
一方で、「あのとき、ああしておけば」という後悔は、いくつも思い浮かびます。
やらなかった後悔の方が、ずっと長く心に残るのです。
だとすれば、迷ったときはやってみる方が、長期的には後悔が少ない。
迷っている時間や、そのことを考え続けている間の脳のメモリの方が、高くつくこともたくさんあると思います。
もちろん、なんでもかんでもやればいいと言うつもりはありません。
ただ、自分の成長や視野を広げることにつながるようなチャレンジについては、やらない後悔を積み重ねるより、やる方を選びたいと思っています。
第27回でリスクの話を書きましたが、多くの場合、迷っていることのリスクは、思っているほど大きくありません。
まとめ
死を意識すると、日々の過ごし方が少し変わります。
この日常が永遠ではないと思い出すからです。
「今日死んでも後悔しない生き方」は綺麗事かもしれません。
しかし、日々の後悔をちょっとだけ減らすことはできます。
感謝はその都度伝える。迷ったことはやってみる。
どちらも小さなことですが、積み重ねれば、後悔の少ない人生に近づけると思っています。
普段は忘れていい。
ただ、ときどき死を思い出すことで、目の前の日々を少しだけ大切にできる。
そんなふうに思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
最近はあまり聞けていませんが、「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」というラジオが好きです。
年始の回は、一年で一番面白くない回(有吉さんの自称)として、上島竜兵さんがゲストに来るのが毎年の恒例でした。
数年前、上島さんが亡くなったニュースを聞いたとき、二度とあの年始の回が聞けないことが、本当にショックでした。
当たり前に、今年も来年も聞けると思っていた。
しかし、それは叶わなくなってしまいました。
どの年の放送でも、何度聞き直しても面白いので、今でも仕事で疲れたときに聞いています。
本当に残念だな、と今でも思います。
当たり前は、ずっとは続かない。
今回の記事は、そういう話でした。