こんにちは、芹澤です。
先日の金曜日、マテックスフェアに行ってきました。
今回は、そこで聞いた話から考えたことを書いてみます。
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マテックスフェアとは
まず、マテックスフェアについて簡単に紹介します。
マテックスは、ガラス・サッシ・エクステリア・インテリア建材などを扱う卸売会社です。弊社にとっては、普段から大変お世話になっている取引先です。
そのマテックスが主催する展示会が「MATEX FAIR」で、今年(2026年)は記念すべき第50回。10月2日(金)に東京ドームシティ プリズムホールで開催されました。
公式の開催概要によると、出展企業は約60社と過去最多。完全予約制で、4部制での入場でした。
今年のテーマは、「なつかしい未来へ ~AI時代に蘇る地域企業の魅力~」。
メーカーの新製品展示に加えて、毎回、入場してすぐに、松本社長とゲストによる30分ほどのトークセッションがあります。
マクロ的な視点から、中小企業が今後どのようなことを考えて経営をしていくかという話をしていただける、毎年楽しみにしている時間です。
AIが発達するほど、人のつながりが大事になる
今年のトークセッションで語られていたのは、こういう話でした。
AIの発達によって、情報そのものの価値はどんどん下がっていく。
その一方で、逆説的に人と人とのつながりが、これまで以上に大事になる。
特に中小企業にとっては、地元の人とのつながりが重要な資産になる。ウェットな人間関係が大切になる、という話でした。
第24回で「AI時代、人の差がビジネスの差になる」と書きましたが、まさに同じ話です。
情報で差がつかなくなる時代ほど、「誰とつながっているか」が効いてくる。
改めてそう感じました。
自社が認識していない資産を考える
もう一つ、心に残った話があります。
「自社が認識していない資産を、改めて考えることが大事だ」という一節です。
この言葉を聞いて、Claudeと一緒に少し考えてみました。
弊社にとって、認識できていない資産とは何だろう。
考えてみると、2つ思い浮かびました。
① 過去のお客様データ
弊社は創業から長く、これまで多くのお客様に施工をさせていただいてきました。
しかし、正直に言うと、そのデータはバラバラのまま整理されていません。
そして何より、再アプローチの仕組みがありません。
一度工事をさせていただいたお客様に、その後どうフォローしているかというと、ほとんど何もできていないのが実情です。
これは、間違いなく「気づいていない資産」です。
現状、新規のお客様を取り続けることができていますが、広告費をかけずに売上を上げていくためには、非常に可能性のある領域だと思います。
過去に信頼して工事を任せてくださったお客様は、ゼロから信頼関係を作る必要がある新規のお客様とは、まったく違う価値を持っています。
その資産を、今はほぼ放置している状態です。
② 地域とのつながり
もう一つは、地域の人脈と信頼です。
創業して72年、定期的なイベントや地域の団体への参加を通じて、多くの方とつながりを持たせていただいています。
これも、数字には表れない、しかし確実に価値のある資産だと思っています。
松本社長の話していた「地元とのつながり」は、まさにこれに当てはまります。
ニッチでメジャーになる
もう一つ、印象に残ったのが、ゲストの方が話していた「ニッチでメジャーになる」という言葉です。
狭い市場であっても、その中でナンバーワンになる。
これが、これからの中小企業の戦い方の一つだという話でした。
弊社の商材である「窓」は、間違いなくニッチです。
誰もが毎日使っているのに、意識されることはほとんどない。
しかし、ニッチだからこそ、本気で向き合う会社が少ない。
その狭い市場で、徹底的にナンバーワンを目指す。
勝手に窓業界の今後を背負う者という自任があるため、この言葉は私に刺さりました。
では、何をするか
気づいた資産を、放置したままにはしたくありません。
具体的に動こうと思っていることが2つあります。
過去のお客様データを、再アプローチの仕組みに変える
まずは、バラバラになっているお客様データを整理すること。
そのうえで、以下のような再アプローチの仕組みを作りたいと考えています。
- 追加工事のご案内ハガキ
- メールでのフォローアップ
- LINEでの定期的な接点づくり
一度信頼して任せてくださったお客様だからこそ、次の機会にも思い出していただける仕組みを作る。
これは、ゼロから新規のお客様を探すより、よほど効率の良い投資だと思っています。
地域とのつながりを、意識的に活かす
地域での信頼やつながりも、これまでは意識的に事業に活かせていませんでした。
紹介や信頼の起点として、もっと意識的に活用していきたいと思っています。
まとめ
AIが発達する時代だからこそ、人とのつながりが武器になる。
そして、自社が気づいていない資産を見つめ直すことが、その武器を掘り起こす第一歩になる。
弊社にとっての資産は、過去のお客様データと、地元とのつながりでした。
どちらも、すでに持っているのに、きちんと活かせていなかったものです。
窓というニッチな市場で、この資産を使ってナンバーワンを目指す。
「なつかしい未来」というテーマの通り、新しい技術の時代だからこそ、昔からある「つながり」に立ち返る。
そんな一日になりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
マテックスフェアには、ガラスやサッシのメーカーなどが出展しており、新製品などの紹介をしています。
私は基本的に、関係のある各メーカーの方々にご挨拶まわりをしました。
まだこの業界に入って短いですが、いろんな方に出会い、支えられているなと感じる時間でした。
年末にかけて、なかなか忙殺されている日々ですが、少し前向きになれました。