こんにちは、芹澤です。
今回は、西野亮廣さんのVoicyを聴いて感じたことを書きます。
内容は、こんな問いでした。
「あなたの仕事は、筋肉痛が起きているか?」
つまり、少し背伸びした難易度の仕事に挑戦できているか、ということです。
聴きながら、ドキッとしました。
今回は、自分への戒めとして書きます。
なお、該当の放送を改めて探したのですが、見つけられませんでした。
そのため、今回は私の記憶をもとに書いています。
細部が実際の内容と異なる可能性がありますが、ご了承ください。
Contents
慣れた仕事は「仕事」ではなく「作業」
筋トレをしていると分かりますが、いつも同じ重量を、同じ回数こなしているだけでは、筋肉は成長しません。
筋肉痛が起きるのは、今の自分より少し重い負荷をかけたときです。
仕事も同じだ、というのが西野さんの主張でした。
慣れた仕事は、「仕事」ではなく「作業」。
できることを繰り返しているだけでは、成長は起きない。
筋肉痛が起きるのは、できるかどうか分からない、少し背伸びした難易度の仕事に取り組んだときだけです。
この考え方は、とてもしっくりきました。
そして放送では、筋肉痛が起きる仕事には、年齢を重ねるほどチャレンジしにくくなる、という話にも触れていました。
確かに、多くの人にその傾向があると思います。
慣れた仕事に居心地の良さを感じ、新しいことを避けるようになる。
それが積み重なった先にあるのが、いわゆる「老害」と呼ばれる状態なのかもしれない、と思いました。
年齢に関係なく、常に若い考えでいるためには、殻を破るような仕事を続けることが大事です。
私自身、そうありたいと思っています。
経営者は、作業に逃げてはいけない
そして、これは経営者にこそ当てはまる話だと、しみじみ思いました。
作業は、楽です。
やり方が分かっているので、手を動かせば進みます。
終わったときに、「今日も仕事をした」という手応えもあります。
だから、忙しいときほど、人は作業に逃げます。
しかし、経営者の仕事は、作業をこなすことではありません。
会社の中長期的な方向性を考え、決め、動かすことです。
作業は、他の誰かでもできます。
でも、会社の未来を考える仕事は、経営者にしかできません。
その仕事を後回しにして、作業で一日を埋めてしまう。
これは、経営者として一番やってはいけないことだと思います。
直近の私は、筋肉痛が起きていない
では、私自身はどうか。
正直に振り返ると、直近の私は、慣れた仕事をしてしまっています。
もちろん、会社のリソースの関係で、そうせざるを得ない面はあります。
お客様対応も、見積もりも、会社の売上を作る大事な仕事です。
ただ、それらは私にとって、すでに慣れた仕事です。
つまり、筋肉痛は起きていません。
その結果、経営者として本来時間を使うべき、中長期のビジネスや、会社の未来を考えることが、時間的にも精神的にもできていません。
この状態が続くのは、会社の未来を考えるとよくない状況だと思っています。
筋肉痛を起こしたい仕事
では、私にとっての「筋肉痛が起きる仕事」とは何か。
具体的には、次のようなことです。
・新規事業を考え、立ち上げること
・会社の中長期の戦略を描くこと
・広告やメディアなど、外部への発信を広げること
どれも、答えが決まっていない仕事です。
うまくいくか分からないし、時間もかかります。
だからこそ、やる意味があります。
会社のビジネスをより広げるための、筋肉痛が起きる仕事に、時間を使っていきたい。
そう考えています。
筋肉痛は起こしても、肉離れは起こしてはいけない
ただし、西野さんの話にもあった通り、気をつけたいことがあります。
筋肉痛は起こしても、肉離れは起こしてはいけないということです。
筋肉痛は、成長のサインです。
しかし、肉離れは、ケガです。
負荷が大きすぎて筋肉が壊れてしまえば、成長どころか、しばらく動けなくなります。
大事なのは、「少し」背伸びした難易度であることです。
背伸びと無謀は違います。
経営でいえば、会社の体力を超えた挑戦は、肉離れにあたります。
たとえば、手元のキャッシュを使い切るような投資や、社員の生活を危うくするような賭けです。
これまで何度も書いてきた通り、私は、キャッシュを厚く保つことを大事にしています。
だからこそ、挑戦するときも、会社が耐えられる範囲で、小さく試しながら負荷を上げていきたいと考えています。
挑戦はする。ただし、壊れない範囲で。
このバランスを取ることも、経営者の仕事だと思います。
今は、そのための準備期間
とはいえ、今の体制のままでは、その時間が取れません。
筋トレでも、いきなり重い重量に挑戦すると、肉離れを起こします。
まずは、フォームを整え、環境を整える準備が必要です。
だから、今はその準備の段階だと捉えています。
前回までの記事でも書いた通り、採用に力を入れ、人を増やし、私が対応することを少しずつ減らしていく。
自分の業務を手放し、空いた時間を、筋肉痛が起きる仕事に充てる。
今は、そのために、できる限り体制を整えているところです。
手放すこと自体が目的ではありません。
手放した先で、筋肉痛の起きる仕事に挑戦するための準備です。
まとめ
今回は、「筋肉痛が起きる仕事ができているか」という問いについて書きました。
慣れた仕事は、仕事ではなく作業。
経営者は、作業に逃げてはいけない。
年齢を重ねるほど、筋肉痛の起きる仕事には挑戦しにくくなる。
だからこそ、意識して殻を破り続ける必要があります。
私は直近、慣れた仕事ばかりで、筋肉痛が起きていませんでした。
そこで、採用と体制づくりを進め、新規事業や中長期の戦略など、筋肉痛が起きる仕事に時間を使える状態をつくります。
ただし、挑戦は「筋肉痛」で止め、「肉離れ」は起こさないように、会社の体力と相談しながら進めます。
これから少しずつビジネスを広げるチェレンジしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
かれこれ私は10年以上、筋トレをしています。
一番モチベーションがあったときは、ジムに週5で通い、食事もタンパク質中心で頑張ってきました。
しかし、今は違います。
ジムに行く回数は週1~2回に減り、食事は健康を重視しつつ、食べたいものは食べます。
昔はとにかくかっこいい体になりたいことを目的をしていました。
今は、身体と心の健康のためにやっています。
思い重量はあまり扱わず、けがをしない範囲でやっています。
ちょっと悲しいですが、良くも悪くも考え方が大人になってしまったなと感じます。