こんにちは、芹澤です。
今回は、少しぶっちゃけた話をします。
最近、仕事のモチベーションが下がってきました。
経営者がこんなことを公言するのはどうかと思いますが、このブログは自分の備忘録でもあるので、隠さず書きます。
なぜ下がっているのか、どう対処するのか。自分なりに言語化してみます。
同じような感覚を持っている人がいれば、何かのヒントになれば嬉しいです。
Contents
まず、状況を整理してみる
モチベーション低下の原因を分解してみます。
考えてみると、いくつかの要素が連鎖していることが見えてきました。
会社に入ってから、取り急ぎ改善できそうな点は、大方改善しました。
その結果、会社の売上・利益は上がっています。一応、結果は出ています。
そして、ある程度仕事の流れがわかり、日々がルーティン化してきました。
つまり、急成長フェーズが一段落したのだと思います。
仕事における感情の起伏が、少なくなったような感覚です。
個人としても会社としても、「成長している感覚の減退」が、モチベーション低下の正体の一つだと思っています。
「やる気がない」のではなく「考える時間がない」
私の場合、「やる意味を感じない」わけではありません。
正確には、新しくやれることを見つけられていないのだと思います。
そして、なぜ見つけられないかというと、単純に考える時間が少ないからです。
私はBtoCの営業がメインで、個人宅への訪問が多い。
移動時間、見積もり作成、お客様対応。これらに1日の時間の大半を取られています。
目の前の作業に追われて、「次に何をやるか」をじっくり考える余白がない。
モチベーションの問題に見えて、実は時間配分の問題なのかもしれません。
入社当時はやる気に満ち溢れ、会社を良くしようという思いが強くありました。
他業界から来たこともあり、アイデアもたくさん出てきていました。
しかし、良くも悪くも慣れてしまった。それが今の状況につながっているのだと思います。
当初のゴールに、到達してしまった
私はもともと、明確な理由があって家業を継いだわけではありません。
ざっくり言うと、「経営者という働き方への憧れ」でした。
そして今、その憧れていた経営者に、一応なれてしまった。
当初のゴールに、到達してしまったのです。
しかも、自分が努力したというより、たまたま生まれ落ちた環境がそうさせただけです。
ふらふらしていたら、いつの間にかゴールに着いていた、という感覚です。
ゴールに着いてしまえば、向かうべき所がなくなります。
「次のゴールはどこか」と考えると、年収いくら、年商いくらという目標が挙がります。
しかし、これがどうもピンときません。
もちろん、個人の収入を増やしたい、会社の利益を最大化したいという思いはあります。
ただ、それが心の底からのワクワクにはつながっていない。
なぜか。
おそらく、お金は「自分のための指標」だからだと思います。
第30回で「自分のために頑張るには限界がある」と書きましたが、まさにこれです。
年商目標がピンとこないのは、それが自分に閉じた目標だからです。
自分を動かす本当の燃料は何か
では、自分は何で動くのか。
私の最大の原動力は、承認欲求です。
「他者からすごいと思われたい」という思いです。
第17回でも書きましたが、これは自分でも自覚しているエンジンです。
そしてもう一つ。
ガラス・サッシ業界の方から、光栄にも「この業界を背負っていってほしい」と言われることがあります。
これは悪い気がしません。むしろ、自分にとって大きな燃料になります。
承認欲求も、業界からの期待も、共通点があります。
どちらも「自分の外側にある、他者が絡むゴール」です。
年商という自分に閉じた指標ではなく、他者が絡む目標。
私を動かすのは、こちらなのだと、改めて気づきました。
では、どう対処するか
3つ考えています。
① 自分にしかできない仕事に、時間を寄せる
まず、時間の構造を変えます。
営業訪問・見積もり・お客様対応のうち、他の人に任せられるものは任せる。
そうして空いた時間を、「次に何をやるか」を考える時間に充てる。
「自分でなくてもできる仕事」と「自分にしかできない仕事」を分け、後者に時間を寄せていく。
考える時間さえ確保できれば、新しくやれることは必ず見つかると思っています。
現実にできるかどうかは、さておき。
② お金ではなく「他者が絡むゴール」を燃料にする
向かう先を、お金の指標から再設定します。
年商いくらではなく、「すごいと思われること」「業界に必要とされること」。
漠然とですが、新しい事業をやってみたい、成功させたいという思いがあります。
特に弊社は補助金に影響を受けやすいビジネスモデルなので、それ以外の柱を作ることは、安心という意味でも、挑戦という意味でも価値があります。
承認欲求と業界への貢献を燃料に、新しい挑戦の目標を立てる。
これが自分には合っていると思います。
③ 自分とは違う価値観に触れる
新しいゴールが見つからないのは、選択肢を知らないからでもあります。
同じ景色を見続けていると、自分の現在地すら見えなくなります。
だからこそ、自分とは違う価値観に触れることが大事だと思っています。
ちょうど近々、小学校と大学の友人に会う予定があります。
業界も生き方も違う彼らと話すことで、自分が当たり前だと思っていた前提が揺らぐかもしれません。
そして今後は、いろいろな経営者に会って話す機会も、意識的に増やしていこうと思っています。
新しいゴールの種は、自分の中ではなく、外との接点に転がっていると思うからです。
まとめ
最近モチベーションが下がっている、という話から始まりました。
書き出してみると、原因は意外と明確でした。
急成長が一段落し、考える時間が消え、当初のゴールに到達してしまった。
そして、自分を動かす本当の燃料が、お金ではなく「他者が絡むゴール」だと再確認できた。
対処法は、自分にしかできない仕事に時間を寄せること、お金以外のゴールを再設定すること、違う価値観に触れることの3つです。
モチベーションの低下は、悪いことばかりではないのかもしれません。
立ち止まって、自分の向かう先を考え直すきっかけになりました。
一方で、入社当初はあれだけやる気があったのに、
自分は仕事に全力で取り組める期間はこの程度だったのか、ということも思い知らされました。
改めて、自分は凡人であることが良くも悪くも認識できました。
しかし、くよくよしてても、努力しなければ現状が変わりません。
凡人らしく、取り敢えずあがいてみます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
モチベーションが下がっている原因は、もう一つあると思っています。
詳しくは書けませんが、最近はお客様対応で、脳と心のリソースを持っていかれることが多いからです。
BtoCの営業をしている方なら、察してくれるはずです。
これも仕事のうちとは分かっていますが、だいたい忙しい時に限って、そういうトラブルが発生します。
お金を稼ぐって、大変ですよね。