第34回 仕事のモチベーションが下がってきた?

こんにちは、芹澤です。

今回は、少しぶっちゃけた話をします。

最近、仕事のモチベーションが下がってきました。

経営者がこんなことを公言するのはどうかと思いますが、このブログは自分の備忘録でもあるので、隠さず書きます。

なぜ下がっているのか、どう対処するのか。自分なりに言語化してみます。

同じような感覚を持っている人がいれば、何かのヒントになれば嬉しいです。


まず、状況を整理してみる

モチベーション低下の原因を分解してみます。

考えてみると、いくつかの要素が連鎖していることが見えてきました。

会社に入ってから、取り急ぎ改善できそうな点は、大方改善しました。

その結果、会社の売上・利益は上がっています。一応、結果は出ています。

そして、ある程度仕事の流れがわかり、日々がルーティン化してきました。

つまり、急成長フェーズが一段落したのだと思います。

仕事における感情の起伏が、少なくなったような感覚です。

個人としても会社としても、「成長している感覚の減退」が、モチベーション低下の正体の一つだと思っています。


「やる気がない」のではなく「考える時間がない」

私の場合、「やる意味を感じない」わけではありません。

正確には、新しくやれることを見つけられていないのだと思います。

そして、なぜ見つけられないかというと、単純に考える時間が少ないからです。

私はBtoCの営業がメインで、個人宅への訪問が多い。

移動時間、見積もり作成、お客様対応。これらに1日の時間の大半を取られています。

目の前の作業に追われて、「次に何をやるか」をじっくり考える余白がない。

モチベーションの問題に見えて、実は時間配分の問題なのかもしれません。

入社当時はやる気に満ち溢れ、会社を良くしようという思いが強くありました。

他業界から来たこともあり、アイデアもたくさん出てきていました。

しかし、良くも悪くも慣れてしまった。それが今の状況につながっているのだと思います。


当初のゴールに、到達してしまった

私はもともと、明確な理由があって家業を継いだわけではありません。

ざっくり言うと、「経営者という働き方への憧れ」でした。

そして今、その憧れていた経営者に、一応なれてしまった。

当初のゴールに、到達してしまったのです。

しかも、自分が努力したというより、たまたま生まれ落ちた環境がそうさせただけです。

ふらふらしていたら、いつの間にかゴールに着いていた、という感覚です。

ゴールに着いてしまえば、向かうべき所がなくなります。

「次のゴールはどこか」と考えると、年収いくら、年商いくらという目標が挙がります。

しかし、これがどうもピンときません。

もちろん、個人の収入を増やしたい、会社の利益を最大化したいという思いはあります。

ただ、それが心の底からのワクワクにはつながっていない。

なぜか。

おそらく、お金は「自分のための指標」だからだと思います。

第30回で「自分のために頑張るには限界がある」と書きましたが、まさにこれです。

年商目標がピンとこないのは、それが自分に閉じた目標だからです。


自分を動かす本当の燃料は何か

では、自分は何で動くのか。

私の最大の原動力は、承認欲求です。

「他者からすごいと思われたい」という思いです。

第17回でも書きましたが、これは自分でも自覚しているエンジンです。

そしてもう一つ。

ガラス・サッシ業界の方から、光栄にも「この業界を背負っていってほしい」と言われることがあります。

これは悪い気がしません。むしろ、自分にとって大きな燃料になります。

承認欲求も、業界からの期待も、共通点があります。

どちらも「自分の外側にある、他者が絡むゴール」です。

年商という自分に閉じた指標ではなく、他者が絡む目標。

私を動かすのは、こちらなのだと、改めて気づきました。


では、どう対処するか

3つ考えています。

① 自分にしかできない仕事に、時間を寄せる

まず、時間の構造を変えます。

営業訪問・見積もり・お客様対応のうち、他の人に任せられるものは任せる。

そうして空いた時間を、「次に何をやるか」を考える時間に充てる。

「自分でなくてもできる仕事」と「自分にしかできない仕事」を分け、後者に時間を寄せていく。

考える時間さえ確保できれば、新しくやれることは必ず見つかると思っています。

現実にできるかどうかは、さておき。

② お金ではなく「他者が絡むゴール」を燃料にする

向かう先を、お金の指標から再設定します。

年商いくらではなく、「すごいと思われること」「業界に必要とされること」。

漠然とですが、新しい事業をやってみたい、成功させたいという思いがあります。

特に弊社は補助金に影響を受けやすいビジネスモデルなので、それ以外の柱を作ることは、安心という意味でも、挑戦という意味でも価値があります。

承認欲求と業界への貢献を燃料に、新しい挑戦の目標を立てる。

これが自分には合っていると思います。

③ 自分とは違う価値観に触れる

新しいゴールが見つからないのは、選択肢を知らないからでもあります。

同じ景色を見続けていると、自分の現在地すら見えなくなります。

だからこそ、自分とは違う価値観に触れることが大事だと思っています。

ちょうど近々、小学校と大学の友人に会う予定があります。

業界も生き方も違う彼らと話すことで、自分が当たり前だと思っていた前提が揺らぐかもしれません。

そして今後は、いろいろな経営者に会って話す機会も、意識的に増やしていこうと思っています。

新しいゴールの種は、自分の中ではなく、外との接点に転がっていると思うからです。


まとめ

最近モチベーションが下がっている、という話から始まりました。

書き出してみると、原因は意外と明確でした。

急成長が一段落し、考える時間が消え、当初のゴールに到達してしまった。

そして、自分を動かす本当の燃料が、お金ではなく「他者が絡むゴール」だと再確認できた。

対処法は、自分にしかできない仕事に時間を寄せること、お金以外のゴールを再設定すること、違う価値観に触れることの3つです。

モチベーションの低下は、悪いことばかりではないのかもしれません。

立ち止まって、自分の向かう先を考え直すきっかけになりました。

一方で、入社当初はあれだけやる気があったのに、

自分は仕事に全力で取り組める期間はこの程度だったのか、ということも思い知らされました。

改めて、自分は凡人であることが良くも悪くも認識できました。

しかし、くよくよしてても、努力しなければ現状が変わりません。

凡人らしく、取り敢えずあがいてみます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


おまけ

モチベーションが下がっている原因は、もう一つあると思っています。

詳しくは書けませんが、最近はお客様対応で、脳と心のリソースを持っていかれることが多いからです。

BtoCの営業をしている方なら、察してくれるはずです。

これも仕事のうちとは分かっていますが、だいたい忙しい時に限って、そういうトラブルが発生します。

お金を稼ぐって、大変ですよね。

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