どうも。芹澤です。

第2回も過去ブログから引っ張ってきたものになります。

というか第29回までは過去記事になる予定です。

まあまあいいこと書いてるな~と思うこともありますが、

自分の文章の分かりにくさにへきへきしつつ、頑張って投稿しています。

温かく見守ってください。

前回の内容

前回、社長の仕事(意思決定)についての記載の途中で力尽きました。

今回はそれに関連した話を書いていきます。

社長は、大きな方針だけ決め、その後の枝分かれの部分は社員に任せる。
優秀で一人でどうにかできてしまう社長には勇気が必要な行動だと思います。
会社を大きくするためには、誤解を恐れずお伝えすると、ある意味、逆向する行動である、働かない必要があると考えています。

—前回の投稿より

社長は業務すべてをできるべきか

社長の仕事の範囲はどのように考えるべきなのでしょうか。

業務全体ができた方が良いのか、はたまた特定の範囲のみでよいのか。

「社長は業務すべてをできるべきか?」という問いに皆様はどのような考えを持っていますか。

私はその必要はないと考えています。

仮に、社長が業務の上流から下流まで全てできる人物だったとしましょう。

実際、多くの中小企業の社長はこのような方が多いと思います。

決して、上流から下流まですべてできる能力を持っていることは悪いことではありません。

むしろ、betterなことだと思います。

何かトラブルがあった時に、社長自ら対処できるからです。

しかし、必ずできる「べき」かと聞かれれば、

その必要はないと考えています。

そして、もっとも大事だと考えているのは、

会社をスケールするためには、捨てる勇気が必要ということです。

なんでもできるけど、なんでもやらない。

自分でやった方が早いけど、やらない。

これが目指すべき姿だと考えています。

事務仕事などは典型的な業務の1つだと思います。

任せられる業務は任す。

そして少しでも会社の未来について、集中する。

これが社長の仕事・役割だと考えています。

働かない社長とは

「働かない社長」と聞いて何を思い浮かべますか。

「くそ社長」「さぼっている」「社員を大事にしていない」「口だけ」

まだまだ出そうです。

私も本当の意味で「働かない社長」はクソだと思います。

私が言いたいのは、社長以外ができる仕事をしない

という意味で「働かない社長」という言葉を使っています。

もっと言うと、「暇になること」が意外と大事な仕事なのではないかと考えています。

どういうことか述べていきます。

余裕がない人間にクリエイティブは降ってこない

少し自分の過去を思い出して欲しいです。

めちゃくちゃ忙しかったとき、

精神的に余裕がなかったときを思い出してください。

学生時代のテスト前、もしくは恋人にフラれた時、

もしくは業務の繁忙期、プレッシャーがかかる商談前、

確実に帰ったら奥さんに激怒される会社からの帰路、

このような高い精神的負荷がある状態で

なにか将来のことを考えられるでしょうか。

重要度は高いけど、緊急度低いことに対して脳のリソースを避けるでしょうか。

正直、難しいと思います。

できるとしたら、サイコパス性が高く、

状況によって完全に気持ちを切り替えられる特殊人間です。

社長においても同じです。

社長が悪い意味で多忙な状況・精神の負荷が高い生活が続いていたら、会社の大方針を考えられるでしょうか。

事業を拡大、改善するためのアイデアを考えられますでしょうか。

どうしても短期的な目線、目の前のことをどうするかに集中してしまうのが

人間の常だと思います。

一生懸命働いている社員の人からすれば、腑に落ちない点があるのも理解できます。

しかし、会社における役割が違うのです。

極端な話、総理大臣が町の公園の清掃をしていたらどう思うでしょうか。

「そんなことより、国が良くなるための政策を考えて実行しろ」と思うはずです。

会社においても、同じ論理です。

これが会社の未来に責任を持つ

社長の一つの仕事だと思います。

社長の精神状態=会社の雰囲気

社長も人間である以上、機嫌が悪いときもあるでしょう。

時に業績が悪くなり、なかなか気分が晴れない時もあります。

機嫌の管理は100%社長個人の問題であり、

会社に持ち込んではいけないという考えには完全に同意です。

ですが、社長も人間です。

多少機嫌が悪い時もあるでしょう。

会社・職場の雰囲気が良いに越したことはありません。

精神衛生上のリスクを減らす上でも、

通常業務での決まりきった負荷がかかる仕事は社員に任せ、

突発的に起こるクレーム対応や

大きな契約・商談といった瞬間的に負荷が高い事象に対応する

というのも社長にしかできない仕事です。

そして働きやすい環境は社員にとって、

会社にとっても非常に大事な要素だと考えています。

当然、会社の雰囲気は社長の精神状態で100%決まるわけではないとは思います。

どんなに良い食材、厨房を用意しても、

料理人がダメなら、料理が台無しになるように

社長の機嫌にはそれくらいのインパクトがあると考えています。

例えが分かりにくかったら、申し訳ございません。

信頼が無ければ意味がない

色々生意気なことを書きましたが、大事なことを忘れてはいけません。

社員からの信頼が無ければ、

どんなに工夫を凝らした戦略も実行することはできません。

「この人の言うことだったら、やってみようか」

という状況になっていなければ、組織は動きません。

現場を知らずにつらつらと理想を述べられても響きません。

現場主義でありながら、広く長い視野を持つ。

このバランスを以下に調整するか。

これが社長の腕の差をという理解をしています。

おまけ

社長の機嫌に派生して、機嫌の良さについて少し話します。

ところで、人生において「機嫌の良さ」ってめちゃくちゃ大切ではないでしょうか。

一度、考えてみてください。

私はよく勉強のために、マコなり社長のYouTubeを見ています。

かなりの数の動画を見てきましたが、この動画の冒頭部分で、

という問いかけがあります。

この問いかけに、「たしかに・・・」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。

この価値観は人生の大きな指針になると考えています。

どこかで、機嫌についても記事を書こうと思います。

他者からの見られ方に、良くも悪くもかなり影響してくると思います。

みなさん本日のご機嫌はいかがですか?

僕は今日、カフェに行く途中に警察に自転車の防犯登録を確認され、

非常に機嫌が悪いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

おすすめ書籍

前回と同じく、現在の内容の背景となる書籍をご紹介します。

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