第46回 不安は、攻めることで消えるのかもしれない

こんにちは、芹澤です。

今回は、最近考えていることを書きます。

きっかけは、武田塾を創業し、全国にフランチャイズ展開された林尚弘社長の、X(旧Twitter)での発信でした。

要約すると、こういう内容です。

年商5,000万、1億、2億の会社を経営するのは、本当に難しい。

しかし、年商100億の会社の経営は、むしろ簡単だった。

100億もあれば、利益もしっかり出て、雇用も投資も悩まずできる。

逆に、会社が小さいと、投資も雇用も広告も、何か攻めようにも選択肢がない。打つ手がない。

だから、一気に会社を大きくした方がいい。

そういう趣旨の発信でした。

(元の投稿はこちら) https://x.com/hayashinaohiro/status/2098294585449713668

これを読んで、今の自分の考え方は間違っているのかもしれない、という感覚になりました。


「小さいと打つ手がない」という逆説

私はこれまで、会社を大きくすること、特に人を増やすことに、どこか慎重でした。

人を抱えれば固定費が増える。責任も重くなる。

だから「大きくする=リスク」だと、無意識に捉えていました。

守りの発想です。

しかし、林社長の主張は、その真逆です。

小さいままでいる方が、むしろ選択肢がなくて難しい。

言われてみれば、確かにその通りだと思いました。

会社に余力がなければ、広告も打てない、人も雇えない、投資もできない。

打つ手がないまま、じりじりと消耗していく。

「小さくとどまること」こそが、実は一番リスクなのかもしれない。

この視点は、私にとって、かなり衝撃的でした。


改めて、自社を見てみる

では、弊社(芹沢ガラス)はどうか。

改めて考えてみました。

そして、あることに気づきました。

弊社には、幸いにも「打つ手」がある。

まず、キャッシュがあります。

これまで何度も書いてきた通り、手元のキャッシュを厚く保つことを意識してきました。

だから、広告を打つことも、土地を買うことも、支店を作ることもできる。

そして、それを支える職人のキャパシティもあります。

たくさんの問い合わせが来て、受注が増えても、それをきちんとこなせる体制がある。

これは、当たり前のことではありません。

問い合わせが来ても、こなせる職人がいなければ、受注できない。

攻めたくても、受け皿がなければ攻められない。

「攻めれば、それを形にできる」という状態にあること自体が、実はとてもありがたいことなのだと、改めて感じました。

林社長の言う「打つ手がない」状態とは、逆の状況にいる。

だとすれば、この状況を活かさない手はありません。


不安は、攻めることで消えるのではないか

ここで、一つの気づきがありました。

私はずっと、補助金に依存するビジネスモデルに、漠然とした不安を抱えてきました。

その不安から、守りに入り、慎重になっていました。

しかし、順番が逆なのかもしれません。

守っているから、不安が消えないのではないか。

不安だから攻められない、と思っていました。

しかし本当は、攻めないから、いつまでも不安なままなのかもしれません。

新しい収益の柱を作る。人を増やして、できることを広げる。会社を大きくして、選択肢を増やす。

そうやって攻めた先にこそ、不安が小さくなる未来があるのではないか。

小さいままでいれば、打つ手がないという不安は、永遠に消えません。

しかし、攻めて大きくすれば、選択肢が増え、その不安そのものがなくなっていく。

守りでは、不安は消えない。

不安を消すのは、むしろ攻めの一手なのかもしれない。

そう思うようになりました。


人を増やすことは、自分を助けることでもある

もう一つ、自分にとって切実な理由があります。

今の私の一番の悩みは、考える時間がないことです。

第34回でも書きましたが、日々の業務に追われ、中長期的なことを考えたり、実行に移したりすることが、どうしても後回しになってしまいます。

一人で、あまりにも多くを抱えすぎている。

しかし、人を増やせば、仕事を渡せるかもしれない。

増えた人が、新しいアイデアを持ってきてくれるかもしれない。

自分一人で抱え込んでいるものが、少し解消するかもしれない。

そう考えると、人を増やすことは、単なる「攻め」ではなく、自分自身を助けることでもあると思えてきました。

「人を増やす=リスク」だと思っていた私が、「人を増やす=自分と会社を楽にする打ち手」だと捉えられるようになった。

これは、大きな変化です。


守りが得意な私が、攻めに舵を切る

私は、リスクをよく考えるタイプです。

いわゆる「イケイケ」の起業家タイプでは、決してありません。

しかし、だからこそ、攻めの姿勢を意識的に取り入れる必要があると思っています。

幸い、弊社にはキャッシュも、職人のキャパシティもある。

打つ手が、たくさんある。

この恵まれた状況を活かして、今は守りではなく、攻めに舵を切るべきタイミングだと感じています。

長年会社を率いてきた社長も、今、人を増やすという攻めの決断をしています。

その決断に、私も乗ろうと思っています。


まとめ

会社が小さいと、選択肢がなく、打つ手がない。

だから、会社を大きくした方がいい。

林社長のこの発信は、守りに入っていた私の背中を押してくれました。

改めて自社を見れば、弊社にはキャッシュも職人のキャパシティもあり、攻める手が揃っています。

そして、抱えていた不安は、守っているからこそ消えないのかもしれない。

攻めて、選択肢を増やすことでこそ、不安は小さくなっていく。

守りが得意な私にとって、これは大きな発想の転換でした。

恵まれた状況にあることに感謝しつつ、その手札を使って、攻めていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


おまけ

最近、本当に忙しいので、自動運転の車か、秘書が欲しいです。

定期的に、忙しさで脳の処理が鈍っている感覚に襲われます。

こういうときは、いかに仕事のことを忘れる時間を作れるかが勝負です。

サウナとアメフトで、強制的に仕事から離れたいと思います。

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